Rubyルビー
7月の誕生石
ルビーは、コランダムの変種。ダイヤモンドに次ぐ硬度で、赤色が特徴的な宝石です。
語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」と言われています。
サファイアと共に、ダイヤモンドの10に次ぐ硬さである硬度9で、サファイアと同じ「コランダム」という鉱物からできています。「コランダム」は「酸化アルミニウム」の結晶からなる鉱物で、純粋な状態では無色透明ですが、そこに1.89%の「酸化クロム」が入り込むことによりあの鮮やかな赤色が美しい「ルビー」となります。
天然ルビーは産地がアジアに偏っていて欧米では採れないうえに、産地においても宝石にできるほどの美しい石が採れる場所は極めて限定されています。また、3カラットを超える大きな石は産出量も少く、それゆえ、かつては全宝石中で最も貴重とされ、ダイヤモンドの研磨法が発見されてからも、火炎溶融法による人工合成ができるまでは、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われていました。
中でもミャンマーでは「ピジョン・ブラッド」(ハトの血)と呼ばれる最高級のルビーがとれますが、政情不安もあり産出量は少なく、貴重です。
主にタイ産の、透明度が低く鉄分を含んで黒ずんでいるものは「ビーフ・ブラッド」と呼ばれ、価格はミャンマー産の半分ほどであり、発色を良くするために加熱などの人工処理されることも多いです。
ルビーは古代より「勝利の石」と呼ばれ、あらゆる危険や災難から持ち主の身を守り、困難に打ち克ち、勝利へと導くパワーがあると言われています。 富と権力をもたらし、財産や名誉も奪われることなく、平和な生涯を送ることができるとされたことから、王や権力者たちが好んでつけた石でもあります。
- 英名
- Ruby
- 和名
- 紅玉(こうぎょく)
- 石言葉
- 情熱、熱情、純愛、勇気、自由
- 主な産地
- ミャンマー、タイ王国、スリランカ、ベトナム、カンボジア、モザンビークなど
- 組成
- Al2O3
- 色
- 赤
- 結晶系
- 三方晶系
- 硬度
- 9.0
- 比重
- 3.97〜4.05
- 分散
- 0.018
- 分類
- 酸化鉱物
ルビーは、コランダムの変種。ダイヤモンドに次ぐ硬度で、赤色が特徴的な宝石です。
語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」と言われています。
サファイアと共に、ダイヤモンドの10に次ぐ硬さである硬度9で、サファイアと同じ「コランダム」という鉱物からできています。「コランダム」は「酸化アルミニウム」の結晶からなる鉱物で、純粋な状態では無色透明ですが、そこに1.89%の「酸化クロム」が入り込むことによりあの鮮やかな赤色が美しい「ルビー」となります。
天然ルビーは産地がアジアに偏っていて欧米では採れないうえに、産地においても宝石にできるほどの美しい石が採れる場所は極めて限定されています。また、3カラットを超える大きな石は産出量も少く、それゆえ、かつては全宝石中で最も貴重とされ、ダイヤモンドの研磨法が発見されてからも、火炎溶融法による人工合成ができるまでは、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われていました。
中でもミャンマーでは「ピジョン・ブラッド」(ハトの血)と呼ばれる最高級のルビーがとれますが、政情不安もあり産出量は少なく、貴重です。
主にタイ産の、透明度が低く鉄分を含んで黒ずんでいるものは「ビーフ・ブラッド」と呼ばれ、価格はミャンマー産の半分ほどであり、発色を良くするために加熱などの人工処理されることも多いです。
ルビーは古代より「勝利の石」と呼ばれ、あらゆる危険や災難から持ち主の身を守り、困難に打ち克ち、勝利へと導くパワーがあると言われています。 富と権力をもたらし、財産や名誉も奪われることなく、平和な生涯を送ることができるとされたことから、王や権力者たちが好んでつけた石でもあります。
- 英名
- Ruby
- 和名
- 紅玉(こうぎょく)
- 石言葉
- 情熱、熱情、純愛、勇気、自由
- 主な産地
- ミャンマー、タイ王国、スリランカ、ベトナム、カンボジア、モザンビークなど
- 組成
- Al2O3
- 色
- 赤
- 結晶系
- 三方晶系
- 硬度
- 9.0
- 比重
- 3.97〜4.05
- 分散
- 0.018
- 分類
- 酸化鉱物